プロフィール
Devi Chikako
15歳の頃、マザーテレサの言葉によりカウンセラーを志しました。
臨床心理士として15年。
心理療法とカウンセリングを探求して25年あまりになります。
もっとも難しいとされる心理療法の一つ、プレイセラピーに携わり、子どもの非言語や心の象徴を聴くこと、それらを大人に翻訳することを得意としています。
東京都や区部の専属カウセンラーとして、0~18歳の子どもと、保護者や援助職、管理職のための心理コンサルテーションやカウンセリングを行ってきました。その中で、「初めて本当に話を聞いてもらった」と言われることが多くありました。また、観念的な話だけでなく、日常に根ざしたアドバイスも好評いただいています。
自分自身のカウンセラーとしての自覚は、このように出会う方々からいただいたように思っています。
そして、愛する二人の息子が最大の先生です。
自分自身の子育て期においては、子どもたちとの何気ない幸せな日々の中にも沢山の試練がありました。
心理学なんて役に立たないと、自分のアイデンティティである臨床心理士、カウンセラーという立場を一旦すべてリセットしようと思いました。
心のことはもういい。
自分の身体という器を大切にしよう、そう思いました。
趣味で始めたベリーダンス、ご縁をいただいた舞というジャンルの踊り、動く瞑想法、呼吸法、クンルンネイゴンという気功のような行(ぎょう)など、身体に取り組むことに専念しました。
時に、一時間も回り続けて踊ったり、修行僧のように瞑想したり、ダンスの舞台や奉納舞や瞑想リトリートなど、趣味が高じて北は北海道、南は沖縄、東はハワイ島、セドナ、西はイタリアまで飛び回りました。
その中で、それまで持っていたものを全て手放さなければならない状況もありました。
そんな日々を支えてくれたのは、”我が子”と”他の子”という枠を超えて「幼い人たちの本当の笑顔が守られますように」という祈りのような思いでした。
他の誰かのために明け暮れていた青年期から真逆の、「自分を生きること」を求めた子育てと自分育て期。
それを経て、
これからは過去への恩返し。
今あるものへの感謝。
2019年、それまでの門前仲町でのヒーリングサロンを移転し、調布市にて足固めをしております。
主催のサロンでは、
個人カウンセリングセッション・子どもの心理発達についての勉強会、支援者向け傾聴カウンセリング講座・身体の響きを聴くお稽古会・今ここ気づきの瞑想会を開いています。
15歳の頃のカウンセラーの夢は叶った後に、一度手放して再出発しました。
今は、「子どもたちと一緒に、縁側で微笑んでいるだけの人になりたい」という大きな夢があります。