旧暦新年が明ける前後に、これまでお世話になってきた観音舞の分かち合いの会を閉じました。
過去への恩返し…少しずつ自分らしい会を開いていこう。そんな思いから
身体の響きを聴いて舞をつむいでいく会を、個人お稽古から開き始めました。
門前仲町の頃からお付き合いしてくださっている方と、まずはゆっくりとつむいでいきたいと思っています。
新しい方も歓迎しています。ぜひいらしてくださいね。

今日の「身体の響きを聴く〜舞つむぎのお稽古会〜」の日記です。
身体と呼吸が整って、本当の自分に触れる瞬間の美しさは格別でした。
手の所作も、無造作に作るものや癖で作られたものより、意を込めて表すものはとても美しく感じます。
今日、特に驚いたのは、手のひらに「生き物」を乗せてみたときのこと。
「生き物」とは、先日ハワイにご縁がある方にいただいたティーリーフ。(余談ですが、5月にハワイに行くことになりました!)
舞い手さんの手に乗せてみたところ、たなごころが一瞬にして変わりました。
生きているものを愛でる手というのを、すでに知っていて、それを体が思い出したのでしょうね。
女性の美しさに触れる時、その方の本来のものに触れる時、私の体には電流が流れます。
命を乗せて舞う、また続けていこうと思います。
さて。舞つむぎのお稽古会では、三つの事をしていきます。
一、からだをならす
普段触れることのない裏側、内側に触れる時間。
ストレッチは、ピラティスがベースになっています。
しっかりとした下半身、コアの作り方をはじめ、丹田、鼠蹊部や内ももなどにも働きかけてグランディング(地に足をつけること)をしていきます。
優しくも厳しい、厳しくも優しいストレッチ。
あくびが出たり、逆に息を切らしたり・・・身体が目覚めていきます。
*季節によって、アロマやエッセンシャルオイル(DOTERA社・FES社)や中国茶を使い、気を巡らすことを手伝ってもらいます。

二、呼吸と気の巡りを整える
さまざまな呼吸法、瞑想技法、姿勢、歩きなどを通して気の巡る体を作っていきます。
具体的にこんなことをします。
✔︎体を構成する五つのエレメント(木火土金水という要素)を整えるプラクティス。
✔︎体の中に流れる水の巡りを聴く呼吸法。
✔︎自分の中の陽性(太陽)と陰性(月)を連動させる動き。
✔︎正中線を整え、前と後ろを同時に意識する動きなど・・・
おひとりお一人に合わせて組み立てていきます。

三、舞をつむぐ
大事にしている音源や舞ってみたい音源を持参いただきます。(ない方はご用意いたします)
その音から湧いてくる言霊(ことだま)と型霊(かただま)を現していきましょう。
音源を聞いて呼吸をしていると、自分の内側にかすかな波が生まれてきます。
その波に身を委ねてゆく・・・
身体のほとんどが水でできている私たち。自然と湧いてきた動きは、水の動きでもあります。
湧いてきた自然の水を愛でながら
そこに自分の意を乗せていきます。
自然と意図とのコラボレーション。
一つの曲を一緒に舞い合わせていきます。
舞を通して、自分の身体という器に似合うフォルム(かたち)作りや、イメージを具現化するお手伝いをさせていただいています。
*ご希望の方には、舞を表現する・奉納する・捧げる場などもご相談に応じていきます。

* * *
一回90分 5000円
現在予定しているのは
2019年3月4日(月)15:00〜
2019年3月25日(月)11:00〜
それ以外のご希望については、3つほどご希望の日時を添えてお問い合わせください。
場所は東京都調布市です。場所の詳細は別途お知らせしています。