風の夜道と花ひらく


誰か、悲しんでいる人がいるとき
どうか悲しいままにさせてあげてほしい。

どうにかしようとしなくていい。

悲しみは悲しいままで

解釈する必要もなく

癒そうとしなくてもいい。

ただ悲しみと一緒にいてあげたらいい。


私も、いまここにある胸の痛みを
大事にしたいと思った。

悲しみと一緒にいるって決めた。


そうしたら今日すごい風
春の嵐みたい


ぬるま湯みたいなあったかさに 
胸が包まれて
気持ちよかった。


帰りの夜道は、腕を広げて
生温い風を浴びてきた。


こうやってベストなタイミングで
痛みはふとしたことで癒えていくから


人が人を癒すことはできないのだと
だからそっと誰かのそばにいて、何もせずに待つことしかできないのだと、生温い風に教えてもらった。


夜道を舞仲間と歩きながら、今年を振り返ったりもした。今日は観音舞の伝え手クラスで「花ひらく」という演目の発表会だったから。


開花していく仲間
成長のプロセス素晴らしいなと思った。


私ももっと重力に委ねて舞えるようになりたい。
目線を上すぎず、下すぎず
中間を見据えるようになりたい。


中間って、人の世。
ここを見るのは怖いものだ。


天を仰いだり
地面を感じたりは好きだけれど


人の世と目線を合わせるのは
怖さがある。


舞にはすべて癖が出てくるから
舞を通して学ぶことが本当に多いです。


「花ひらく」の演目を、春には分かち合えるかな。




2017年2月15日からのハワイ島ダンス公演は、引き続き募集しております。

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